今回は、プロシージャを有効活用する方法をご紹介します。

プロシージャは、UIがなく、手続き型でプログラミングを行うオブジェクトで、値の受け渡しと帳票出力の2つがメインで紹介される機能です。どちらも奥が深いのですが、今回は、ちょっと驚きの使い方をご紹介します。

プロシージャを使って、サンプルデータを登録します。

Empty

レコードのないトランザクションがあります。楽に大量のレコードを入れて、機能のテスト等をしたいとします。新規のプロシージャを作成して、以下のように作業します。

ソース

Source(ソース)に上のようなコーディングをします。For文(繰り返し文)を回すためのカウンタ用の変数を用意するのを忘れないように注意が必要です。

上のコードは、『new~endnew』が肝で、DBにアクセスして、レコードを入力するコマンドです。

続いてプロパティを以下のように設定します。

プロパティ

Main program→true、Call protocol→Command Lineに変更します。(このオブジェクトと、これに関連する全てのオブジェクトを、コマンドラインから呼び出す、といった設定になります)

上記のように起動させるには、このプロシージャを選択した上で右クリックし、『実行』を選択して、実行してください。『全て実行』でも『これだけを実行』でもないので注意が必要です。

そうすると、コマンドラインからプロセスが走ります。

出力

コマンドライン上にmsg(&i)でループカウンタが表示され、実行状態が確認できます。

その後に全てを実行して、結果を確認します。

<完成図>

dekita

<参考>

・新入社員ブログ「プロシージャの有効活用!(第1回)」